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スイスでの服装

山上湖、シュテリゼーとマッターホルン

スイスでの服装

よく「スイスに行くけど、どの程度の服装を持っていけばいい?」などと聞かれることがあるのですが、 スイスの場合、月による温度の違いよりも、標高による温度の違いの方がはるかに大きくなります。 旅行となると都市も行けば山も行く、ハイキングもする・・・となってきます。

例えばこんな計画の場合、どのような服装を準備すれば良いのでしょうか?
・時期は6月~9月の夏のシーズン
・都市にも行くけど、滞在は山のリゾートが中心
・ユングフラウヨッホなど標高3千メートルを越える展望台にも上がる
・ハイキングも少し楽しむ

夏はスイスでも日中30度近くになることもあり、観光やハイキングなどで動いているとTシャツ一枚で十分という場面が多くなります。 しかし朝夕は、東京や大阪などよりぐっと冷えてくる感覚です。また、雨が降ると気温もぐっと下がり、 夏でも一枚羽織るものがほしくなることがあります。

夏のユングフラウヨッホ
そして展望台。だいたい標高2千メートルから3千メートルの標高が多いのですが、当然上にいくほど気温は下がります。 特に標高3千メートルをはるかに越えるユングフラウヨッホ(写真左、3454m)、ゴルナーグラート(3089m)、クラインマッターホルン(3883m) などの展望台は、真夏でも周囲は雪と氷の世界です。外気は氷点下で、天候が悪いとさらに寒くなります。 そこでこのような展望台に上る日は、セーターやフリースに加えてウィンドヤッケなどが必要になります。

例えばこんな感じでいかがでしょうか?
・Tシャツ
・長袖のシャツ
・薄手のセーター、またはフリース
・ウィンドヤッケ(裏地の着いた防寒を兼ねるもの)

暑くなれば、リュックに入れたり腰に巻いたりしてこまめに調整します。最後のウェインドヤッケはペラペラの薄いものではなく、 裏地がついて防寒にもなるものをおすすめします。

サングラスも用意しましょう。展望台では雪でまぶしくて目を開けてられません。帽子もあった方が良いでしょう。 その他の時期は、とても大雑把な説明ですが、冬はだいたい北海道くらい、春と秋は東京よりも一ヶ月くらい寒いと考えて下さい。

♦高級ホテルでの服装は?

最高級ホテルイメージ
「ヨーロッパでは、夕食の席ではおしゃれを楽しむのが一般的。まわりの雰囲気に合わせて・・・」 などとガイドブックには書いてあるのですが、自分の泊まるホテルは実際のところどうなのか、が問題です。 たしかに4星や5星ホテルのメインダイニングでの夕食は、昼間の観光やハイキングのままの服装では ちょっとまずい場合があります。 5星の場合、男性はネクタイ着用のドレスコードを定めているところもあります。

ごく一般的な話ですが、リゾート地では高級ホテルでも「背広の上下にネクタイ」のフォーマルが 必要という場面はそう多くはありません。 「背広にネクタイ」と昼間のハイキングスタイルの中間で 「ちょっとお洒落」といった感じでしょうか。



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